​【フランシュ・コンテの地方菓子】

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Galette Comtoise / ガレット・コントワーズ
 この地域圏にはあまり目立った『地方菓子』がなかったです。これは固めで糖分の多いpâte à chouパータ・シュー(シュー生地)を丸く伸し、上にdoré(卵黄を塗る)して模様をつけ焼いたものです。これはepiphanieエピファニー(公現祭)のときに食べられるこの地方独特のgalette des roisガレット・デ・ロワの一種です。Bourgogne地域圏には「Gougère」という『地方菓子』があり(詳しくはBourgogneの地方菓子)、Franche Comtéもブルゴーニュ公国の一部であったこともあることから、両者に共通してpâte à chouをシンプルに焼くという菓子が存在していることは非常に興味深いです。
Gâteau de Ménage / ガトー・ド・メナージュ
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 ちらもちらほらと見かけた菓子です。これは糖分と油分(この場合beurreバター)を増やした、briocheブリオッシュのような生地を丸く伸ばし、上にsucre砂糖のみ、もしくはcrème fraîche(生クリームを若干乳酸発酵させて濃度と酸味をつけたもの)、sucre砂糖、œuf卵を混ぜたものを塗って焼き上げたものです。これは隣の地域圏であるRhôneローヌで見られる「Galette  de Pérougesガレット・ペルージュ」と似ています。(注・実際はこの表現は誤りであり、Perougesのものとは異なります。それよりも一般的には「Galette sucre ou Tarte sucre」の名前で売られているものに近いです。詳しくはPérougesにて説明します)