​【Bretagne / ブルターニュ】②

日本ではcrêpeクレープが最もこの地域圏を有名にしているものであると思います。 この地域へはローマ時代よりグレートブリテン島からウェールズ・コーンウォール系のケルト系ブリトン人が入植してきており、ゲルマン系フランク族の他地域とは民族的にも全く異なります。これは英語で本国をGreat Britain大ブリテン(フランス語でGrande Bretagne大ブルターニュ)、Bretagneがlittle Britain小ブリテンと言う事からもよくわかります。 中世初期からブルターニュ王国としてフランスとは独立しており、中期以降も近世までの長い間ブターニュ公国として王制フランスからは独立した地位を確立していました。その後もフランス革命前夜までの長い間独自の自治を確保し続けました。また、このように歴史的に見ても、この地域圏には他の地域とは全く違った文化が築かれています。また、隣のNormandieノルマンディと同じように乳製品が有名であります。とはいってもここでは寝ても覚めてもcrêpeばかり食べていました。

Auray / オレー

Vannesヴァンヌからバスで45分、電車で10分くらいです。国鉄駅から中心地まではかなり歩くので、バスでちょうどいいところで降りることを勧めます。中心街はこじんまりとしたフランスの田舎らしい雰囲気のある旧市街であり、また芸術家の町としてもしられており、おおくのギャラリーが軒を連ねていました。この町では在フランス20年以上となる日本人の画家の方にお会いして町を案内して頂きました。たまたま道で声をかけて頂いて、向こうも日本人が珍しかったのだと思いますが、いろいろなアトリエも見学させて頂きました。

Belle Île / ベル・イル

Quiberonキブロンからフェリーで45分くらいです。島自体はそれほど大きなものではありませんが、さすがに歩いて回る事は無理なので、バスで島内を移動しました。一つ一つの町はとても小さいです。この島にはその名の通り、とても綺麗な自然が残っています。また訪れてみたい場所の一つです。

Locronan / ロクロナン

Quimperカンペールからバスで20分ほどです。この村はほんとうに小さい村ですが、「Les plus beaux villages de franceフランスの最も美しい村」に登録されており、その素朴で古い町並みはとてもすばらしかったです。

Lorient / ロリアン

Lorientロリアン駅下車。駅から中心地までは少し歩きますが、トラムが走っているので便利です。軍港があった事でも知られ大きな町ですが、第二次大戦では最も大きな被害を受けたものの一つです。そのため、町には旧市街のような雰囲気はなく、近代的な作りに統一されています。

Quiberon / キブロン

Vannesヴァンヌからバスで一時間半くらいです。Aurayオレーからは電車も走っています。 以前は島でしたが土砂の体積で陸続きの半島になりました。イワシ漁が非常にさかんで、boîte de sardines à l’huileオイル・サーディンの缶詰めが名産品です。特に旧市街といったものはないですが、海、浜ありの観光地です。この町には日本でも「Caramel au Beurre Salé」で有名な「Le Roux」があります。残念ながらM.Le Rouxにはお会いする事は出来ませんでしたが、さすがに美味しかったです。菓子に関して言うならば、日本とは材料、特に乳製品の質が違うということが美味しさの違いであると感じます。ピンキリありますが、上は明らかに日本のものよりコクがあり、味わい深いですが、下は品質が非常に不安定で味も劣ります。まあ、それも「C’est la France.それがフランスだ」の一言で片付けられるのだからすごい国だと思います。

Vannes / ヴァンヌ

Vannesヴァンヌ駅下車。一時ブルターニュ公国の首都でもあっため、それなりに大きな町です。また、旧市街もしっかりとのこっており、観光客も多いです。「Vannes et sa Femmeヴァンヌとその妻」と名付けられた中世からの看板が町のシンボルとなっています。個人的にはこのブルターニュ半島の南側のほうが全般的に「Crêpe」が美味しかったと思います。