言わずと知れたvinワインの一大産地です。古くはAquitaineアキテーヌ公領として現在のMidi-Pyrénéesミディ・ピレネー地域圏の一部から北はPoitouポワトー、中央のAuvergneオーベルニュまでその支配をのばし、英仏100年戦争時にはイギリス領ともなった地域です。『地方菓子』に関しても、その影響を広い地域に及ぼしています。Aquitaineはフランスで三番目に広い地域圏であり、文化的・地勢的に異なった地域を内包し、その地域が広く多くの都市を含むため、 歴史的・地勢的に似通った地域に絞って紹介したいと思います。ここではGironde・Lot-et-Garonne・Landes・一部のPyrénées-Atlantiquesの四県に限定して紹介します。そしてDordogneについては伝統的な地域名に従ってPérigordペリゴールとして、またPyrénées-Atlantiquesのスペイン国境付近はPays Basqueバスクとして別個に紹介したいと思います。

​【Aquitaine /アキテーヌ】①

Bordeaux / ボルドー

Bordeaux / ボルドー

Bordeaux St.Jeanボルドー・サン・ジャン駅下車。ParisパリからT.G.V.で3時間強です。Girondeジロンド県の県庁所在地にしてこの地域圏の首府であるフランス9番目の都市です。駅から世界遺産である中心地「Port de la Lune月の港」まではかなり遠く、治安も悪めですが、トラムが走っているために非常に便利です。

Libourne / リブルヌ

Libourne / リブルヌ

Libourneリブルヌ駅下車。Bordeauxのすぐ近くで、世界遺産のSt.Emilionサンテミリオンにもすぐ近く、その訪問の拠点とされること多い町です。町自体はそれほど大きくもなく、こじんまりした町です。

St. Emilion / サンテミリオン

St. Emilion / サンテミリオン

St.Emilionサンテミリオン駅下車。駅からは数kmあり、また町が丘の上にあるので歩くのは大変でした。しかし、周りすべてがブドウ畑でとても気持ちよかったので、可能であれば歩いて町までいく事をお勧めします。さすが世界遺産!という感じのするとても綺麗で雰囲気のある町で、個人的にはフランスで最も美しい町の一つであると思います。とにかく周りがすべて、見渡す限りワイン畑なのでとても壮観です。

Arcachon / アルカション

Arcachon / アルカション

Arcachonアルカション駅下車。数あるリゾート地のなかでも非常に落ち着いた雰囲気の場所です。また、ヨーロッパ最大の最大の砂丘であるDune de Pylaがあることでも有名です。そして、この町の最大のウリはなんといってもhuître牡蠣です。ここで食べた牡蠣はほかのなによりも甘かった気がします。

Margaux / マルゴー

Margaux / マルゴー

Margauxマルゴー駅下車。言わずと知れたBordeauxのvinの名産地です。町と言っても商業施設は数件ばかりの、まさにワイン畑の町です。よって、菓子に関してはまったく収穫なしでした。せっかくフランスにいるのだから、菓子だけでなく、vinについても少しでも知識をつけようと思っていたので、ついでに寄ってみました。

Sauternes / ソーテルヌ

Sauternes / ソーテルヌ

Preignacプレニャック駅下車。駅からは10㎞超ですが、交通機関が何もなかったので歩きました。二時間以上歩きましたが、ブドウ畑のまっただ中を進んで行くのは気持ちがよかったです。しかし、10㎞は遠すぎました・・・。しかもなだらかな山なので、よりいっそう大変でした。この町は貴腐ワインが非常に有名で、それをぜひ現地で求めようと訪れました。初め訪れた日に、その商店では現金しか使えないと言われ、その町にはATMがなかったため、どうしても欲しいものがあったので、翌日また歩いて行って現金で買いました。あの道のりを二日も歩いたの非常に思いで深いです。

Dax / ダクス

Dax / ダクス

Daxダクス駅下車。駅から中心地まではそこそこ歩かなくてはいけません。この町は温泉地として有名で、数多くのスパがあり、それ目当ての観光客が非常におおいです。

Pau / ポー

Pau / ポー

Pauポー駅下車。Pyrenéeの麓に位置する町でPyrénées-Atlantiqueピレネー・アトランティック県の県庁所在地でもあり、この地域圏中2番目の規模を誇ります。中心地は丘の上にあるので、駅からは無料のモノレールで行くことができます。遊歩道からは雄大なPyrénéesの山並みを見る事ができます。Aquitaine地域圏の一部に組されていますが、中世以降Béarnベアルン伯領、州の首都としてAquitaineとは違った文化圏であり、Pyrénéesの文化を色濃くみせます