​【ブルターニュの地方菓子】

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Galette de sarrasin  / ガレット・ド・サラザン
Galette de blé noir / ガレット・ド・ブレ・ノワール
Crêpe / クレープ
やはりなんといっても一番有名なのがcrêpeクレープでしょう。砂糖が入り、普通の小麦粉を使い、garniture詰め物として甘いもの、基本はbeurre et sucreバターと砂糖ですが、confitureジャムなど様々なものがあり、これらは一般に言うcrêpeにあたります。一方、塩味でfarine de sarrasinそば粉を使って、garnitureに塩味のもの、基本はœuf, jambon et fromage卵、ハム、チーズなどを詰めたものは一般的にはgaletteガレットと言われます。crêpeにしてもgaletteにしても、基本的にはあまり焼かず、半生状態で出されることが多く、粉っぽさも残り、おいしいと感じるものに出会う事は少なかったです。全体的に日本の方がおいしいと感じました。
Kouign Amann / クイニー・アマン
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 kouignとは菓子、amannとはバターを意味するbretonneブルトン語です。これはcroissantクロワッサンのように、levureイーストを入れた生地とbeurreバターを織り込んだ生地を筒状に丸めてそれを厚く切ったり、四角く切って角を持ち上げながら、バターとsucre砂糖を敷いた丸い型に入れて焼き上げたものです。これらに使うbeurreにはこの地方名産のbeurre salé有塩バターを使うのが一般的で、caraméliséキャラメリゼされた砂糖の甘さにプラスされた塩分が非常においしいです。
Galette Bretonne / ガレット・ブルトンヌ
 galetteとは「薄く丸いもの」という意味で、まさにそのような菓子です。これは普通のsabléクッキーよりも多くのbeurreバターを使用し、よりもろく仕上げているため、食感がとてもいいです。また、基本的にはbeurre salé有塩バターを使用しているため、甘みのなかに少し塩っけが感じられます。また、多くはrhumラム酒で香り付けされています。Pays de la Loire地域圏のNantesナントに行くと違ったgalette bretonneがあります。» Nantes
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Gâteau Breton / ガトー・ブルトン
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上のGalette Bretonneの生地を使用し、中にframboise木イチゴなどのconfitureジャムを詰めて焼いたものです。上部の表情、garniture詰め物の種類や量に違いはありますが、Basqueバスク地方の「Gâteau Basqueガトー・バスク」にそっくりです。
Caramel au Beurre Salé / キャラメル・オー・ブール・サレ
現在、日本でもおなじみの有塩バターを使ったcaramelキャラメルです。こちらは日本でも有名な「Le Roux」のものです。これもやはり、地域の特産を使った『地方菓子』の一つと言え、他の地域に比べると店舗に置いてあることが非常に多いです。
Far Breton / ファー・ブルトン
farとは「粥状のもの」をさし、これはfarine粉、sucre砂糖とlait牛乳、œuf卵などを混ぜ合わせたものを型にいれ、pruneau干しプラムを入れて焼き上げたものです。本来は違うのですが日本でいうところのflanフランのようなもで、日本で作っていたときはもっと柔らかく気泡が多く若干フワッ、グジュッとした食感でしたが、こちらのもの大半は固くブリッとした感じのものでした。
Croûte à Thé / クルート・ア・テ
 こちらもこの地域圏全体を通してみられた菓子です。pâte sucréeサブレ生地をfonçageした(型に敷いた)もののなかにpâte d’amande et pistache(アーモンドペーストにピスタチオのペーストを混ぜ込んだもの)を詰めて上に格子状の模様をつけ焼き上げたものです。
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