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Pithiviers / ピティヴィエ

OrléansオルレアンからSNCFのバスで1時間20分程です。電車も通らない穀物地帯に位置する小さな農村です。バスも一日に1・2往復ほどしかありませんでした。
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言わずと知れた「Pithiviers」の町です。日本では円盤状のfeuilletageにcrème d’amande、というのが一般的ですが、こちらではそれは「Pithiviers Feuilleté」と言います。つまり、「Pithiviers」と言ったらこれではないんです。形も円盤状ものももちろんありますが、バンド状に焼き上げたものをカットしたりもします。「Pithiviers」にはもう一種類「Pithiviers Fondant」というもがあるのです。これはPain de Gêneパン・ド・ジェーヌ(Pâte d’amandeを卵で加えながら空気を入れたもの)に濃度の濃いFondantフォンダンを掛けて、その上にFruits confitsを切ってのせたものです。町的には「Fondant」の方がメインです。こちらのほうが歴史的にも古いです。他には「Galette Sèche」というものもspécialitéとされています。これは”ただの”feuilletageを焼いたものです。形は特徴的ですが、何もgarni詰め物がないので、寂しいです。
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