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Chartres / シャルトル

OrléansオルレアンからSNCFのバスで1時間半程です。Eure et Loireウール・エ・ロワール県の県庁所在地だけにけっこう大きな町です。ここは一大穀物地帯として知られるrégion naturelle自然地理区分でいうBeauceボースに位置し、中世からその中心地として栄えました。現在、この町で最も有名なのが「 Cathédrale Notre-Dame de Chartresシャルトル大聖堂」です。これはゴシック建築の傑作として世界遺産に登録されています。この教会が多くの巡礼者、観光客を引きつけるのは二つの大きな要素があります。一つは「シャルトルの青」といわれる華美なステンドグラスです。もう一つはカール大帝の息子でカロリング朝西フランク王国の初代国王シャルル2世(西ローマ皇帝カール2世)によって贈られた「Voile de Vierge」もしくは「 Sainte Tunique」と呼ばれる、聖母マリアのものとされいる聖衣です。これによりこの町は聖母マリア信仰の中心地として多くの巡礼者を集めたのでした。
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「地方菓子」としては「Les Mentchikoffs」というものがありました。ものとしてはこの地方でよく見られるもので、Vendôme「Les Saintes Larmes」と呼ばれていたものです。名前の由来はとてもフランスっぽくないのでよくわかりませんが、同じような菓子があるBourgogneブルゴーニュ地域圏のNeversで「Skobeleff」と呼ばれていたことこを考えると面白いです。他には塩味のspécialitéとして「Pâte de Chartres」というものがあります。Pâte en croûteパテ・アン・クルートなのですが、飾りの立体感が特徴的です。中にはミンチと言うよりはゴロゴロした塊肉が入っていました。
Ville précédente
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